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5/8インテ発行『格好いい帝人様の話。』サンプルです。
猫屋担当臨帝の一部分。





折原臨也。
新宿に拠点を構える、情報屋である。
彼の元にはさまざまな情報が集まる。それを売り買いしたり、自分の都合のよいように操ったり、周りにばらまいたりする。
そうやって、面白がっているのだ。その情報に人が集まり、惑わされ、自分の掌で踊る様を。
そんな臨也の趣味は『人間観察』だった。全人類を愛する(ただし、例外が一人いる)と豪語する臨也の趣味。
自分の情報に踊らされた人間を最後まで見届ける。そうして、新たな一面を発見して喜びを感じる。臨也はその瞬間がたまらなく好きで、人間観察を続けていた。


最近大きくなってきたカラーギャング『ダラーズ』。
カラーは『無色透明』。メールアドレスを登録するだけで仲間になれる。そんな手軽さがうけた。
臨也も登録して、その中から探っていたのはこのダラーズの『創始者』。どんな人物がこのような大規模なカラーギャングを作って、統率しているのか。まったく見えてこない創始者像に想像が膨らむ。
彼は(彼らは)まったくもってその片鱗を見せない。暴いてやろうと探りを入れるうち、一人の少年に行きあたった。
その名は『竜ヶ峰帝人』と言った。


竜ヶ峰帝人。
高校入学と同時に池袋にやってきた、ごく普通の少年。臨也が初めて会った時の帝人のイメージは『日常そのもの』だった。特に目立った所のない容姿は、池袋の人ごみの中にすぐに埋没しそうな、そんな感じの影の薄い少年だった。
ただ、瞳の輝きはどこか違っていた。力強くもあり、脆くもある。しっかりした視線ではあったものの、どこか危うい部分もあった。
その瞳が気になって、ずっと後を追いかけていた。そして、ある事件で確信する。

――この子が、ダラーズの『創始者』だ。

気づいた臨也は帝人に近づいた。帝人も、最初は警戒していたものの、しばらくたつと警戒を解いた。もともと非日常に憧れていた帝人は、臨也の『情報屋』というその非日常さに惹かれていった。
そうして距離が近づいた二人は、お互い頻繁にチャットやメールで情報交換もするようになった。
池袋に行くと大抵帝人に会った。そして、お互いの部屋も行き来するようになった。
帝人が望む言葉を囁いて、帝人のこころを虜にする。そうやって、じわじわと、帝人の事を掌握していった。
帝人は非日常に憧れている。だから、ちょっとだけ非日常を匂わせてやれば、自分の話を聞いてくれた。
人間観察の対象が、すぐに帝人の観察に変わった。毎日彼を見ているのが楽しかった。テレビの番組に笑う笑顔も、臨也の行動にむすっと怒っている顔も、そのあとの困ったように笑う顔も。

それが恋かと言われたら、そうだと答えられるような、気がした。






コンセプトは「格好いい帝人様を書く」です。
臨帝は「臨也を出し抜く帝人」、静帝は「静雄を護る帝人」です。


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