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何故かイザミカ妄想すると、臨也さんが病む罠。


ちょっと解釈は自分なりにしております。










「三千世界の烏を殺し、主と朝寝がしてみたい」
「え?」
急に投げかけられた言葉に、帝人は思わず顔を上げた。先ほどまで自身の携帯に注がれていた臨也の視線が、こちらに向けられている。
学校で出された課題をしていたために気がつかなかった。
「なんですか、それ」
「知らないの?」
好きな人とずっと静かに朝まで居たいってことだよ。そう言って臨也は帝人の手を取った。
「朝鳴く烏が煩いから殺して、ずっと二人っきりでゆっくり過ごしたいって」
昔の人は物騒だよねえ、と臨也は笑った。帝人はその言葉の意味が解らずに、首をひねる。
「それが、どういう」
「俺も、煩い烏殺そうかな」
臨也の手が帝人の手を持ち上げた。そのまま帝人の手の甲に唇を触れさせ、這わせる。少しだけくすぐったくて、帝人の眉が寄った。
「いざや、さ」
「そうしたら、ずっと君と一緒に居られるよね」


黄巾族も罪歌もダラーズも無くなれば。


正臣も、杏里も、静雄も、セルティも居なくなれば。


「俺は君が居ればいいよ」


人は好きだけど、君はもっと好きだ。
臨也は笑顔でそう言う。
帝人は、その笑顔がとても怖いと思った。


(殺すだなんて)


ただ、それ以上にそれを悦ぶ自分も居て。



(いざやさんと、ふたりきりの世界なんて)



「臨也、さん」


それを認めたくなくて、ただ、ぽつりと彼の名前を呼ぶことしか、出来なかった。



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