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そろそろ書かないと刺されるかもしれないので(←
例のあの人のことも書こうと思います……笑


設定はこちらを参照ください。【人形遣い設定


幽さんがまだ居ない時のお話です。




性的表現がございますのでご注意!







そろそろ寝ようかな、と帝人が自分の寝室へ戻る途中、玄関のドアが開き、臨也が帰ってきた。
「あー疲れた。腹減った」
「臨也さん、お帰りなさい」
「ただいま帝人くん」
もう寝る時間? と臨也は尋ねた。
「はい。今日はちょっと疲れたので、早めに」
「そっか……」
よし、と臨也は帝人に近づき、ひょいとその腰を抱えあげて肩に担いだ。
ブレイン型とはいえ、彼は人間ではなく人形だ。人間より力強いのは当然で、帝人もそれを解ってはいた。だが、いきなり抱えあげられるとは思っていなかったので驚いた。
「あ、え? 臨也さん?」
「ご免寝るのもうちょっと待ってくれないかなー。俺腹減っててさ」
ゆっくり寝られるようにしてあげるから! と微笑む笑顔が眩しくて、帝人は思わず顔を片手で押さえた。


(寝るって言うか、気絶レベル……!)




基本的に「餌」を与えるために体を繋げる行為をする場合、能力が高い人形は、それだけ補充しなければならないエネルギーも多く、自然、行為の回数が増え、激しいものとなる。
少し与えるだけならそれこそ、唾液なり血液なりを少し与えればいいのだ。
帝人が契約している人形たちは皆、新羅が製作に携わった能力が高いもの達ばかりだ。その人形と契約している帝人も、よほどの能力を持っていると評価されてはいる。
ただし、普段の帝人はただの人間でただの15歳でただの男子高校生だ。体力がそんなにあるわけでも無いし、精力だって人並みである。


実は今日昼間、正臣に「餌」を与えたばかりであった。図書室の奥で声を殺して行為に耽ってしまった。今思えばとても冒険したと思う。帝人は自分を常識人だと思っているから、学校でなんてとんでもない、と思っていたけれど、正臣になんのかんのと諭されているうちに仕方ないかという気分になってしまった。
今度からは気をつけよう、そう思って今日はもう寝るはずであったのだ。


(でも臨也さんの場合、いざって時に力無いと困るからなあ)
臨也からのキスを受けながら、帝人の頭は冷静に働いていた。さっきまで眠くて仕方なかったのに、パジャマを脱がされて下着まで取られては、イヤでも目が覚めてしまう。
「ちょっと、何考えてるの」
臨也が帝人を睨んだ。帝人は困ったように笑う。
「臨也さんがいざって時に力無いと困るなって」
正直にそう言うと、臨也は満足そうに笑った。
「俺の事考えてくれてたんだ。そうそう。俺の事だけ考えていればいいよ」
俺はいつも、君のことしか考えてない。そう臨也は帝人の耳元で囁いた。


臨也は帝人と契約はしているが、主としては見ていないし、認めてはいない。
大抵の人形は契約した人形遣いの事を主として慕うが、臨也はその考えはナンセンスだと思っていた。
主ではない、人形遣いと同じ目線に立つのだとそう思っていた。
帝人のことはとても興味があった。ある事件で彼の凄まじい力を見せ付けられた。人間は好きだったが、誰か一人を好きになることはなかった。初めて、人を好きになった。それが帝人。帝人を愛し、帝人の力を愛している。そう言って契約を結んだ。
だから臨也は帝人を主とは呼ばない。彼と契約しているのはただの暇つぶしだ。いつかは彼と同じ位置に立って、彼を追い越して、彼のすべてを手に入れて、彼とひとつになる。


「は、っ…臨、也さ」
「良いよ、出しても」
出してくれないと困るけど、と笑いながら、臨也は帝人自身を舌で擦り上げた。ふる、と帝人が震える。小さく呻いて、それから臨也の口の中に精液を吐き出した。臨也がそれを飲み込む。
「……どっかで出して来た?」
「え……あ、今日、昼間紀田くんに……」
「ああそう。通りで薄いと思った。もっと濃い方が好きなのにな」
臨也はぺろりと舌で自分の上唇を舐めた。その様子がなんだか獣みたいだ、と帝人は思った。
涙の溜まった目じりを擦ると、臨也に止められる。
「駄目だよ、擦ったら赤くなっちゃう」
臨也が帝人の目じりに口付けた。そのまま頬に口付け、唇へ。帝人の口腔をじっくりと味わう。
「何で君は俺だけと契約していないんだろう。忌々しいったらありゃしない」
「……臨也さんは3番目ですけど?」
「遠慮してたのがバカみたいだよ。シズちゃんよりも遅いなんてムカつく話だ」
帝人は最初に正臣と契約し、そして静雄、臨也の順で契約をしている。契約の順番は余り重要視されないが、なんだかんだ言いながら優先順位は自然と契約順となっていく。
「臨也さんのことも、大事ですよ?」
「それは嬉しい限り」
帝人が伸ばして来た手を取って、その手にキスをした。帝人が微笑む。
「本当、君はなんて可愛いんだろうね」
帝人の目を閉じさせて、そっとその瞼に唇を触れさせた。帝人が臨也の首に腕を回す。臨也は帝人の足を抱え上げて、そして自身の腰を進ませた。ぐち、と濡れた音がして臨也のものが挿入されていく。
「んぅ……」
塞いだ帝人の口から小さく悲鳴が漏れた。十分に濡らしてはいるものの、未だに慣れないらしい。相変わらず狭いな、と臨也は思った。
人形にも人間と同じ器官が備わっている。体を繋げることで快感を得ることもできるし、本当の精液ではないがそれに近いものを吐き出して絶頂を得ることもできる。
臨也は、帝人の身体を味わうこの時が一番好きだった。生きている気がする。帝人の熱を感じて、帝人の味を感じて、そうして自分は大好きな人間になったような気分になれた。無機質な人形ではない、生きている人間に。
帝人と共に快感を得るこの瞬間が、好きだった。
「俺は君の事が好きだよ。君のすべてが好きだ。君の身体も、力も愛してる」
「いざや、さん……」
「俺だけの物になってよ。紀田くんとシズちゃんの契約破棄しちゃってさあ、ラボに送り返したっていい。君と俺でずっと一緒に居られたらいい」
帝人の口が大きく開かれた。息が足りないのだろう。
「ああ、紀田くんとシズちゃんをボロボロに壊したっていいな。自己治癒が間に合わないぐらいにして、君から遠ざけちゃえば二人は勝手に死んじゃうよねえ」
喋りながら臨也は帝人の腰に自分の腰を打ちつける。ぐちぐちとかき回すと粘膜が触れ合う濡れた音がする。帝人の意識がふいと飛びそうになった。
「駄目、です、そんなこと……」
「駄目じゃないよ。俺は君のために非日常を用意することができる。あの二人には出来ないよ。君を危険から遠ざけようとしている、彼らは君のことをわかっちゃいない」
臨也の紅い人口水晶が、ふ、と細められた。
「君の力は、こんなありふれた日常で使うものじゃないんだから」
その瞳にぞっとして、帝人は目を伏せた。しかし頭から離れない。


臨也の言うことは、正しい。
自分はいつも、非日常に憧れているのだから。
非日常に憧れて、普通の生活をつまらないと感じて。
心が揺れ動くのはいつだって、何か事件に出会ったときだ。


だから自分が、事件の中心人物になったときはとても嬉しくて、幸せだった。ただの学生だった自分が、一気に物語の主人公になる。それがとても快感で、気分が良くてたまらなかった。
正臣や静雄は、自分が危なく無いように、事件に巻き込まれないように、これ以上、闇に向かって歩いて行かない様にと導いてくれている。しかし、後ろを振り向けばそこはもう闇。そして臨也は闇の入り口に立って、こちらへ来いと手招きしている。
行きたい、けど行けない。その葛藤が、帝人の力を縛っている。


「……臨也、さん、僕、は……」
「ああ、ご免ね。君を困らせたい訳じゃない。ただ俺は、君が良いようにして欲しいだけさ」
臨也はゆっくりと帝人の顔を撫でた。二人とも息が荒い。そろそろ絶頂を迎えそうだ。
「俺と君は契約した、だから俺は君の言うことを聞こう。そして君は俺を導いてくれればいい。君の歩く道へ」
帝人は頷いた。ちゃんと臨也の言った事を理解しているかは解らない、けれど臨也は笑う。
「愛しているよ、帝人」
一際強く貫かれて、帝人が震えた。臨也の背中に爪を立て、抱えられた足が反った。帝人の腹を自身の体液が濡らし、やや遅れて臨也が帝人の中に吐精した。
深く息を吐いて整えて、帝人は臨也の顔を見つめる。先ほど名前を呼ばれた時は、とても真摯な顔をしていた。今自分を見つめる臨也は、何時もどおりの意地悪そうな顔だ。
「何帝人くん、俺の顔じろじろ見て」
「え、あ、いや……いつもどおり、かっこいいです、ね?」
「何で疑問系なのさ」
臨也は帝人の頭をわしわしと混ぜる。帝人はくすりと笑った。


良かった、いつもの臨也さんだ


「ところでそろそろ上からどいてくれませんか」
「何言ってるのまだまだ充電足りてませんよ?」
「え!?」
何処でそんな力使うようなことしてきたんだ、と帝人は尋ねたが、臨也は適当に答えるだけだ。
「てゆうか臨也さんも紀田くんも静雄さんも何で皆力使い切ってから僕の所来るのかな……! もうちょっとこう、ちょっとずつ、っていうか」
「ああ、それなんとなく理由解るな」
臨也がにやりと笑った。帝人は「何でですか?」と首を傾げる。


「皆、君とセックスしたいからでしょ?」




きかなきゃ良かった! と帝人は顔を両手で覆った。






トリは臨也さんです。最後にしたお詫びにちょっといい目をですね、見せてあげよう……なーんて。
しかしわたしいざみかを考えているとどうも臨也さんが病む罠。


パラレル考えるの楽しいので、まだ書き続けるかもしれません(笑
よろしければ今後もお付き合いくださいませ!
新羅とかセルティとか杏里ちゃんも出したいなあ。
あと青葉君を忘れていたので設定に付け加えないといけないんですが、どういう立ち位置にしようか迷っていま……す……。


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