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1月インテ新刊の本文サンプルです。
学パロ。






夕暮れの長い長い廊下を、ひとつの足音が進む。オレンジ色に染まった階段を上り、最上階へ。
階段を上った先にある、ひとつのドア。錆かけたドアノブに手をかける。
重い扉を押し開けると、ぎい、と錆びた音がして、重々しくその扉は開いた。
眩しくて、帝人は眼を閉じる。手をかざして、なんとかその光をさえぎり、扉の向こうへと足を進めた。
扉の向こうは屋上。所々にベンチが並び、昼休みともなればにぎやかな生徒達の声がしているその空間は、今はしんとしている。遠くから部活動の声が風に乗って響いてくるのみだ。
帝人はゆっくりと足を踏み出し、ベンチのひとつへ近寄った。そこには夕日を浴びながら横たわる人物がひとり。
この学校ではめずらしく、ブレザーではなく黒い学ランを着た、校内の有名人のひとり、折原臨也が居た。






本日はテスト最終日。可も無く不可も無くといったところだろうと思われる、回答済みのテストを提出し、もうすぐ夏休みだなあなどと考えながらぶらぶらと帰路に着いていた帝人は、先に帰ったと思われていた正臣に後ろから話しかけられたのだ。
しかも彼は自転車に乗っていた。確か彼は自転車では通学していなかったはずだが、と帝人が首を傾げると、正臣は自転車から降りてぺんぺんと手のひらでサドルを叩いた。






静雄が走って教室に戻ってくる。静雄が教室を出てからすでに三十分ほどが経っていた。
教室のドアを開けると、すぐに帝人の姿を見止め、ほっと息を吐く。しかし、眠っているのだと気づいて、静雄は静かにドアを閉め、ゆっくりと帝人の席に近づいた。
「帝人……?」
そっと声をかける。やはり眠っているようで、穏やかな寝息が聞こえてくる。こんな暑い中良く寝られるものだと思いながら帝人の前の席へ座った。
少しだけ吹いた風が帝人の前髪を撫でていく。静雄はそっとその前髪を払った。






当たり障りのないとこだけ抜き出してみました。
少女マンガみたいなお話ばっかり3個のっけてますw


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