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あけましておめでとうございます!
今年ものたのた更新していきますのでサイトおよび「発熱まつり」をよろしくお願いいたします!


新年一発目ですがけしからんやつをwww
むしろ一発目やからけしからんやつというか←


やってることはいつものいちゃこらしてるだけですよ(笑







1月1日、AM0:00。
『明けましておめでとうございまーす!』と、年明けを告げるアイドルの声がテレビから聞こえた。静雄の隣でうつらうつらと船を漕いでいた帝人がその声でぼんやりとしながらも視線を彷徨わせ、静雄を見止める。彼は帝人の肩を抱いて自分の身体を支えてくれていた。片手にはビールの缶。
一緒にテレビを見ながら蕎麦を食べ、テレビを何となしに見ながら会話をしている途中で眠くなってきたので少しだけ静雄に寄りかかり目を閉じた。いつの間にやら眠っていたらしいが、一応目的は遂げられた。
二人で年越し。ささやかながらも、非日常から脱却し、日常を感じたいと、二人で願った結果そうすることになった。
「あけまして、おめでとうございます」
「おう、おめでとう」
「今年もよろしくお願い、します」
改めてそう言って、頭を下げた。静雄も微笑んで帝人の頭を撫でる。
「眠いか?」
静雄が持っていた缶をテーブルに置いて、帝人の頬を撫でた。さっきまで冷たい缶を持っていた静雄の手は、帝人の火照った頬には心地良い。
「いえ……大丈夫ですが……少し暑い、かな?」
「ああ、ここ風直激だったか、悪い」
静雄が帝人の額辺りに手をかざす。今日―もう昨日ではあるが―都心では珍しく冷え込んで、今日は暖房をかなり効かせていた。
「いえ、大丈夫、です……」
目をこすりながら帝人は静雄にすり寄った。眠たくはないが、眠いふりをして少し甘えてみたくなった。たまにそういうときがある。普段は自分も男であるから何くれとしてくれる静雄には悪いが、素直になれない時もあるけれど、たまに無条件に甘えたくなる時がある。
静雄は優しい。帝人のして欲しい事、たいていの事は察してくれるしそれを実行してくれる。
鈍感だと思われがちだが、人の気持ちには聡いのだ。
だからきっと今回もそれを察して、甘やかしてくれるに違いない。




ふわ、と身体が持ち上がった。帝人のほそっこい身体など、静雄にとっては片手でも持てるぐらいだが、慎重にそっと、壊れ物を扱うようにうやうやしく横抱きに抱かれた。ぽすりと静雄の胸に頭を預ける。
テレビを消した静雄は、リビングの明かりも落とした。そして、寝室へ向かう。そっと下されたベッドはとても冷たかった。おもわずぶるりと身体が震える。
「寝るか」
帝人は頷いて、手を伸ばして静雄の首に触れる。静雄は帝人が伸ばしてきたその手の手首を掴んでひとまとめにすると、帝人の頭の上で、自身の手で拘束した。
「しず、お、さん?」
「ん?」
「何、を」
首筋に噛みついて来ようとする静雄の髪を軽く掴んで引っ張った。鼻が触れるほど顔が近い。
「寝る、んだろ?」
「え!?」
そっちの意味か、と思った時にはもう遅かった。顔が近かったのを良い事に静雄が口づけてくる。文句を言おうとしていた口は静雄の舌の侵入を許し、温い舌が口内を蹂躙するたびに苦いビールの味が帝人の記憶に刻まれた。
「……んっ、う、しず、ぉさん……」
「甘えたいんだろ? 良いぜ甘えて来いよ。その代わり俺も甘やかしてくれよ、帝人」
静雄の掠れた低い声が直に耳を冒して、帝人はびくりと身体を震わせた。だめだ、この声には弱い。じくじくと身体が熱くなるのが解る。
「わ、かりました……来てください」
静雄の頭をぎゅう、と抱くと、静雄も帝人の身体をぎゅ、と抱きしめた。


年が明けて、1時間ぐらい経ったのだろうか、時間が解らない。
口から漏れるのは荒い吐息と自分ではないような嬌声。ふら、と視線を彷徨わせると自分の性器を赤い舌で舐めている静雄と視線が合う。赤い舌が口の端からちらりと覗いた。軽く咥えて、犬歯が性器の先に当たる。否、わざと当てているのだ。
声を抑えようと口を手で塞いだ。ひゅう、と息が漏れる。鼻にかかった甘い声が籠る。
「んんっ、う、ん……や、あ」
「なんだよ、声出せよ」
静雄の手が伸びて、帝人の手をあっさりとどかした。
「静雄さ……、わざ、と」
「……」
意味ありげににやりと笑う、その笑みも格好良くて見惚れてしまう。だから少しばかり意地悪をされても、ああ、仕方ないと思ってしまう。これが惚れた弱みと言うやつか、と帝人は15歳ですでに色恋の何かを悟ってしまった。
「も、ぅ。いいで、す、早く」
焦らされるのはもうごめんだ、というように帝人は静雄を睨んだ。静雄はくっくと笑うと帝人の額に口づけてから頬を撫でる。
「解った、解ったって。そんな顔しても俺を煽るだけだって解ってるんだろ?」
「解ってるから、してるんでしょう……?」
帝人がそう言うと、静雄はふ、と笑った。そして帝人の望みを叶えるために、帝人の膝を持ち上げて膝と膝の間に自分の身体を捻じ込む。太く、すでに硬く起ちあがった自身を帝人の後に宛がい、身体をぐい、と進めた。
「ひゃ……あ……!」
「……ははっ、いつも通りだな、お前の中。熱くて……持っていかれる」
「そ、んな……実況はいいです……!」
恥ずかしい! と帝人は静雄の胸を叩いたが、それを物ともせず静雄は帝人を貫く。
後を解すために使ったローションが繋がった部分からついと帝人の身体を伝って、シーツに落ちた。その感触に帝人は感じてしまう。それぐらいに身体が敏感になっていた。
「ぅ、や……っあ、ああぅ」
「ぐっちゃぐちゃだなあ、お前の中……っ……」
「し、ずおさん……お喋り……」
今日の静雄は饒舌だ。自分を追い詰めるためか、それともたださっきの酒で酔っているだけなのか。
「ああでもヤベぇ、なあ……お前の中……」
ハマる。と静雄は困ったように笑った。


帝人が大人の静雄に対して『子供』の自分に負い目を感じているように、静雄もまた帝人と同じく『大人』としての自分に負い目を感じている。
ハマりすぎてはいけない。自分はともかく、『日常』の塊のような帝人をこちらの世界に引きずりこんではいけないと、静雄はずっと思ってきた。
しかし、帝人は『非日常』に憧れていた。それを理由にして、静雄は帝人に手を出した。帝人の思う『非日常』は自分が与えてやれる、そう思って。


「良い、ですよ……静雄さん……もっと、もっと」
僕に溺れて。そう囁くと静雄は笑った。そして、帝人の耳元で『解った』と囁く。お互いを貪り合うように口づけを交わし、そして身体を絶頂へ誘う。


帝人が静雄に近づいたのは『非日常』を纏う彼のそばにいれば、自分が望むものが手に入ると思ったからだった。最初はそう思って近づいたけれど、だんだん静雄自身にのめりこんでいった。だから、静雄が自分にハマってきているのもなんとなく解っていたから、それを利用した。


静雄が望んでいる事は、帝人も望んでいる事。お互いがお互いを理解し、利用し、通じ合っている。


「ふ、あ……ああっ、し、静雄、さ……っ」
張り付いた喉から上がる嬌声は、もう掠れて空気混じりの声になっていた。
「も、ぅ」
「限界か」
俺もだ。と静雄は苦しそうに呻く。帝人はちらりとその表情を盗み見た。こういうときの静雄はとても凄味が増して、さらに男の匂いがきつくなる。それに惹かれる。それだけで、感じて達しそうだ。
「も、っと……!」
軽く掴んでいただけの帝人の腰を、静雄ががっちりと掴んで揺らし、腰を帝人の腰に打ち付けた。肌のぶつかりあう音と、水音。嬌声。混じり合ったその中で、帝人はひと際高く、啼いて、意識を飛ばした。




目が覚めると、隣に静雄が居た。静雄の腕枕で眠っていたらしい。すでにすっかり身体は清められて、きちんとベッドの中に居た。
静雄の胸にすり寄ると、肩を抱かれる。
「……」
無言で表情をうかがうと、優しいまなざしがこちらを見つめていた。
「なあ、帝人」
「何、ですか?」
優しい声が降ってくる。温もりにまたうとうととなりながら、帝人は静雄の呼びかけに応えた。
「こんな大人だけど、今年も宜しくな」
なんだか申し訳なさそうに、困ったように眉根を寄せて、でも少しの笑顔を見せて、静雄は帝人にそう言った。帝人はくすくす笑うと、静雄の頬をちょいと撫でる。
「ほんと、静雄さんは悪い大人ですよ。子供の僕にこんなことして」
でも、と帝人は続けた。
「そんな悪い大人が、僕は好きなんです。だから、今年だけじゃなくて……これからもずっと、宜しくお願いします」
ぎゅ、と静雄の身体に抱きつけば、静雄もしっかりと抱き返してくる。
「解った」
いつものように囁いて、キスを交わす。




ゆるゆるとじゃれあいながら、眠気が来るのを待った。
一年はまだ、始まったばかり。






姫初め、です(笑
まああれだ、なんか書いとかないといけないような義務感に囚われて←
しかし年末から書き始めて年が明けてしまいました(笑
年またぎの久しぶりのネタはけしからんネタでした、ということで←


というわけで今年も静帝を筆頭にもそもそと活動していこうと思いますので、よろしくお付き合いくださいませ!


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