【DR×九龍】九龍妖魔學園紀パロ【臨帝】

肩凝りがひどくて泣きそうです。肩がつりそう。




今度は九龍です。
臨也さんが天香に入った頃のお話……です。
臨帝っていうか臨也と帝人。

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――田中太郎さんが入室しました。


【こんばんはー】
［ばんはー］
【あれ？　今日も甘楽さん居ないんですか？】
［そうなんですよ。最近ずっとログインしてないみたいですね？］
【何かあったんでしょうかね？】
［何してる方かは知りませんけど、リアルが充実してるんでしょうかね？］
【リア充ｗｗｗ】


――甘楽さんが入室しました。


≪おっと私の噂話ですかー？　甘楽ちゃん参☆上！≫
【あ、甘楽さんこんばんは、お久しぶりです】
≪お久しぶりですこんばんはー！≫
［ばんはー。どうしたんですかここ最近いらっしゃらなかったから心配してたんですよ］
≪ちょっと旅行に行ってまして、まだ旅行先なんですー。やっと落ち着いたから繋いでみました♪≫
【わあ、良いですねー】
［何処に行ってらっしゃるんですか？］
≪エジプトに行ってたんですが今は国内ですよー≫
【エジプト！？】




＝内緒モード＝


【ちょっと臨也さん、何処行ってるんですか！】
≪だからー、エジプト。旅行だよ旅行。でも今は新宿に居るよ≫
【え？　じゃあ事務所ですか？】
≪違う違う。今天香学園にいるんだ。寮の俺の部屋に≫
【は？】


≪俺ねえ、今天香学園の三年生やってるんだ≫


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【え？　ええええええええええええええ！？】
［わっ、どうしました？＞田中太朗さん］
【あ、すいません！　ちょっと裏の声が出てしまいました……】




＝内緒モード＝


【え、ど、どういうことですか！？　臨也さんて何歳でしたっけ！？】
≪俺は永遠の21歳ですけど？≫
【そう言ううざい返事を求めているのではなくて！】
≪うざいって酷いなあ。んー、まあなんて言うか、人違いされただけなんだけど。なんか成り行きで≫
【人違いで？　そうしたらちゃんと説明したら……】
≪帝人くん、ロゼッタ協会って知ってる？　調べたらサイトが出てくると思うんだけど≫
【あ、は、はい、ちょっと待ってて下さいね】


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【すいません、ちょっと調べ物するのでロムります】
［了解です］
≪はーい☆≫




＝内緒モード＝


【ありました！　っていうかトレジャーハンターってすごいじゃないですか！】
≪でも俺は違うからね？　人違いだからね？≫
【どうしてこうなったんですか？】
≪エジプトで妙な機械拾ったら、それがどうもロゼッタ協会から派遣されてきたトレジャーハンターの持ち物だったらしくてさ、その機械が証明書みたいなもんな訳。だから、それを持ってる限り俺はロゼッタ協会所属のトレジャーハンター折原臨也って事。人違いだって説明したんだけどさ、聞いてくれなくて≫
【それで、あれよあれよと言う間にその、ロゼッタ協会のトレジャーハンターさんに間違えられたあげく、しかもその人は高校生だった、と】
≪高校生だったっていうか、まあ年齢は分かんないけどさ、とにかく派遣先が新宿の天香学園だった訳だよ。だから二回目の高校生活を満喫中という訳さ≫
【……いい年して何やってんですかほんと……】
≪いやーでも結構楽しいよ？　天香の下に遺跡があってさ、すんごい広くて、普通に銃も撃てるし、色々お宝もあるし。寮に入っちゃったから、少なくとも卒業までは出れないね≫
【そう、ですか……楽しそうで、何よりです……】
≪何？　心配してくれてるの？　それとも俺が居なくて寂しい？≫
【なっ、そんな訳ないじゃないですか！　何言ってんですか！】
≪大丈夫だよ、俺は帝人くんの事を忘れた事は無いし、寂しかったら携帯は繋がるから何時でも連絡しておいでよ≫
【寂しくないです！　お気づかい有難うございます！】
≪何それ心こもってないー。甘楽寂しい！　そんなにつれない事言うならこっちで出来たイケメンのお友達と恋仲になっちゃうゾ☆≫
【……うざいです。冗談でもそんなこと言うの止めてください。そのお友達さんにも失礼ですから】
≪はいはい。でもさ、本当に、俺が必要になるような事態が起きたら何時でも言っておいで≫
【分かりました。有難うございます】


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≪あ、友達が呼んでるのでそろそろ落ちますね！　また来ます～☆≫
［はい、旅行、楽しんでくださいね。さよならー］
≪またでーす！≫
【またです】


――甘楽さんが退室しました。


【じゃあ僕も、そろそろ落ちます】
［おやすみなさいー］


――田中太郎さんが退室しました。






「ん？」
臨也は携帯が鳴っているのに気づいた。H.A.N.Tではない、自分の携帯だ。
ディスプレイには『竜ヶ峰帝人』の文字。メールが着信した。


―とりあえず無事で安心しました。僕の協力が必要であれば連絡してください。あと、身体に気をつけて下さい。怪我とかしないように。寂しくなったら連絡してくれていいですからね。


（おやおや。帝人くんがデレたぞ）
臨也は携帯のディスプレイを見つめ、にやりと笑った。
最近帝人がつれないので、少し会わずに居て距離をおいてみようと旅行に出かけた。そこで面倒に巻き込まれたが、結果オーライ。帝人は自分を気にかけ始め、心配までしてくれている。
（ああ早く帝人くんの顔見たいな。どんな顔して迎えてくれるかな）
すぐにメールに返事はしない。もう少し時間が経って、帝人がやきもきする頃にしよう。そう思って、臨也は携帯をしまう。


「折原クン！　早く行こうよ！　どうしたの？　嬉しそうな顔して」
「また何かしょうもない事考えてるんだろ？」
「何でもないよ、さあ、行こうか」


―探索を、開始します―

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というわけで九龍版ですｗ
臨也さんが２回目の高校生に。ここ笑う所←
九龍2周目はまだ未プレイなんですが、早くやりたいです。
その前にものはらしクリアしなくては。


一応ゲームの流れに沿って書きました。
寮住まいなんで帝人くんとなかなか会えないですね。遠距離恋愛の気分ですｗ
あんまりにも帝人がツンなんで、「押してダメなら引いてみな」というアレでエジプトまで行ってしまった臨也さんがうっかりトレジャーハンターに間違われてしまって二回目の高校生活満喫中な感じですｗ
いざうざいのが居なくなってみるとちょっと寂しいかも……という微妙な帝人くんの心境（笑
臨也が天香を卒業するころにはすごく帝人くんがデレている事を期待して、臨也は探索を続けていると思います（笑


九龍もちょうおすすめゲームなので、もし気になった方はぜひぜひプレイしてみてください！