BLとか腐女子っぽいネタとか小話の倉庫になります。
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その瞳は、とてもきれいな蒼。
思わず見惚れてしまった。
「良かったなホウ徳! お前が今日からこいつの主だ!」
「ちょ、ちょっと待ってくださいよ。何の話なんですか」
「文和の面倒をみろ、と殿は仰っているのですよ」
郭嘉がやっと驚きから解放されたようで、何時もの調子に戻る。
「さすが人のこころを惑わせる人形。吾も少々驚かされてしまいました」
「郭嘉がそこまで言うとは。さすが高い金を出して買っただけあるな」
話をわかっている二人だけで会話が弾む。わからないホウ徳と張遼はあっけにとられるばかり。
「面倒って、具体的にどうすれば……」
「お前は、こいつの主になってやればいい」
と、曹操が文和を購入に至る経緯を話しはじめた。
文和はもとは主がいたこと、その主がもう文和を育てられないと店に返したこと。
人形は主から愛がないと生きていけないということ、主を選ぶということ、もういちど主をみつけないと文和は枯れてしまうということ。
「枯れる?」
「文字通りだ」
この金糸の髪も、白磁のような肌も、綺麗な蒼の瞳も、なくなってしまうということだ。
曹操は文和を愛しそうに撫でながら呟いた。文和はまた目を閉じて、眠っているように曹操に体を預けている。
「店にいるときからずっとこんな感じだったんだが、一瞬でもお前に興味を示したらしい。お前が主と認められる日も近そうだ」
「いやでも、何で俺……」
「それはこいつに聞いてみないとわからんな」
曹操は抱いていた文和をホウ徳に渡した。ホウ徳は慌てて文和を受け取る。
「乱暴に扱うなよ。聞いたらお前が驚いて死ぬような金額がかかってるんだ」
「え……!?」
「愛がないと生きていけないんだからな。恋人を扱うように大事に扱え」
ホウ徳は慌てて文和をしっかりと抱きなおした。
「それにしても……綺麗な澄んだ瞳でした」
張遼がぽつりと呟く。郭嘉もうなずいた。
「この人形一体で人生を棒に振った奴もいるらしいからな」
「傾国の人形というわけですね。殿が主にならなくて良かったですよ」
郭嘉がため息を吐く。
「文和のためだけに国を動かしかねない」
「失礼な。吾はそこまで馬鹿ではないぞ」
でもな、と曹操はそこで止め、にっこりと笑って言った。
「文和の笑顔を見られたら、もしかしたら国が傾くかもな」
人形の笑顔は、まさに天使の笑顔。
その笑顔を見るために人形を買った者たちはまさに彼ら、彼女らのために身を尽くし心を投げ出しその笑顔を得た。
そのときの悦びは計り知れないという。
店員から聞いたその話を滔々と語って聞かせる曹操に、郭嘉はあからさまに眉を顰め、張遼は遠い所の話のようにぼんやりと聞いているし、ホウ徳は信じられないという風に目を丸くしていた。
「馬鹿馬鹿しい。こんな仏頂面が笑うものですか」
郭嘉が文和の頬を突付いた。
「他の子たちはわかりませんけど、文和だけ見ると笑顔なんて遠い話のような気がしますが」
「それを笑わせるのが、ホウ徳の役目だろ」
なあ、と話を振られて、ホウ徳は首を傾げる。
「期待しているぞ、主殿」
必要なものは後で届けさせる。と曹操はホウ徳の肩を叩いて言った。
「ちょ、ちょっと待って下さいよ! どうやって……」
「それはお前の心次第だ」
文和は任せたぞ! と曹操は高笑いを残して去っていった。
「すいませんねホウ徳殿。殿と文和に捕まったのが運の尽き」
「……手伝えることがあれば、言うといい」
両肩に置かれた郭嘉と張遼の手がずっしりと重く思えた。
ただ、あの蒼い瞳はとても印象的で。
もう一度見たい、と思ってしまった。
既に心は彼に捕われているようだ。
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なんか書きたいことが半分もかけていませんが(笑
やっぱり殿出張りすぎているな・・・(笑
その瞳は、とてもきれいな蒼。
思わず見惚れてしまった。
「良かったなホウ徳! お前が今日からこいつの主だ!」
「ちょ、ちょっと待ってくださいよ。何の話なんですか」
「文和の面倒をみろ、と殿は仰っているのですよ」
郭嘉がやっと驚きから解放されたようで、何時もの調子に戻る。
「さすが人のこころを惑わせる人形。吾も少々驚かされてしまいました」
「郭嘉がそこまで言うとは。さすが高い金を出して買っただけあるな」
話をわかっている二人だけで会話が弾む。わからないホウ徳と張遼はあっけにとられるばかり。
「面倒って、具体的にどうすれば……」
「お前は、こいつの主になってやればいい」
と、曹操が文和を購入に至る経緯を話しはじめた。
文和はもとは主がいたこと、その主がもう文和を育てられないと店に返したこと。
人形は主から愛がないと生きていけないということ、主を選ぶということ、もういちど主をみつけないと文和は枯れてしまうということ。
「枯れる?」
「文字通りだ」
この金糸の髪も、白磁のような肌も、綺麗な蒼の瞳も、なくなってしまうということだ。
曹操は文和を愛しそうに撫でながら呟いた。文和はまた目を閉じて、眠っているように曹操に体を預けている。
「店にいるときからずっとこんな感じだったんだが、一瞬でもお前に興味を示したらしい。お前が主と認められる日も近そうだ」
「いやでも、何で俺……」
「それはこいつに聞いてみないとわからんな」
曹操は抱いていた文和をホウ徳に渡した。ホウ徳は慌てて文和を受け取る。
「乱暴に扱うなよ。聞いたらお前が驚いて死ぬような金額がかかってるんだ」
「え……!?」
「愛がないと生きていけないんだからな。恋人を扱うように大事に扱え」
ホウ徳は慌てて文和をしっかりと抱きなおした。
「それにしても……綺麗な澄んだ瞳でした」
張遼がぽつりと呟く。郭嘉もうなずいた。
「この人形一体で人生を棒に振った奴もいるらしいからな」
「傾国の人形というわけですね。殿が主にならなくて良かったですよ」
郭嘉がため息を吐く。
「文和のためだけに国を動かしかねない」
「失礼な。吾はそこまで馬鹿ではないぞ」
でもな、と曹操はそこで止め、にっこりと笑って言った。
「文和の笑顔を見られたら、もしかしたら国が傾くかもな」
人形の笑顔は、まさに天使の笑顔。
その笑顔を見るために人形を買った者たちはまさに彼ら、彼女らのために身を尽くし心を投げ出しその笑顔を得た。
そのときの悦びは計り知れないという。
店員から聞いたその話を滔々と語って聞かせる曹操に、郭嘉はあからさまに眉を顰め、張遼は遠い所の話のようにぼんやりと聞いているし、ホウ徳は信じられないという風に目を丸くしていた。
「馬鹿馬鹿しい。こんな仏頂面が笑うものですか」
郭嘉が文和の頬を突付いた。
「他の子たちはわかりませんけど、文和だけ見ると笑顔なんて遠い話のような気がしますが」
「それを笑わせるのが、ホウ徳の役目だろ」
なあ、と話を振られて、ホウ徳は首を傾げる。
「期待しているぞ、主殿」
必要なものは後で届けさせる。と曹操はホウ徳の肩を叩いて言った。
「ちょ、ちょっと待って下さいよ! どうやって……」
「それはお前の心次第だ」
文和は任せたぞ! と曹操は高笑いを残して去っていった。
「すいませんねホウ徳殿。殿と文和に捕まったのが運の尽き」
「……手伝えることがあれば、言うといい」
両肩に置かれた郭嘉と張遼の手がずっしりと重く思えた。
ただ、あの蒼い瞳はとても印象的で。
もう一度見たい、と思ってしまった。
既に心は彼に捕われているようだ。
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なんか書きたいことが半分もかけていませんが(笑
やっぱり殿出張りすぎているな・・・(笑
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