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阿鹿さんからR馬策をもらったお礼の曹操郭嘉です。
策もらったのに曹操郭嘉(笑


みじかいおはなしです。
ちょっとラブくしてみた。

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「そろそろどいていただけませんか」
「もう少し」
「足がしびれてきました」
「じゃぁ少し足をくずすといい」


どうやって、と郭嘉は聞く気も起きなかった。
普通に椅子に座っているのに、どうやって足を崩せと。
ふう、と郭嘉は大きく息を吐いた。


少しばかり仕事が立て込んでいる曹操の室を訪れたのは、次の仕事を渡すため。
曹操にその仕事を渡せば、郭嘉は少し暇になる。それを聞いて曹操が、

「じゃぁ此処で少し休んでいったらどうか」

と言ったのだった。
別にしたいこともないし、行くところもない。それにここにいれば少しぐらいなら曹操の手伝いもできる。
自分の仕事をしてもらうためには、先にあった山を片付けないといけなかった。
「じゃぁここに居させていただくかわりに、少しお手伝いさせていただきましょうか。何でも仰ってください」
「何でも?」
「ええ、殿のご負担を減らして差し上げようかと……」

と言った所で伏せていた顔をあげると、曹操はにやり、と笑っていた。


「何でも、と言ったな?」


今自分は、しまった、と言う顔をしているに違いない、と郭嘉は思った。


無理難題を言われるのかと思いきや、曹操から言われたのは「膝枕をしてくれ」とだけだった。
少し休憩をくれと、そういうことらしいと思った郭嘉は「それぐらいならいいですよ」と言ったのだった。
「皇后様の膝には負けますけどね」
「別に比べる必要もなかろう?」
曹操はそう言うと長椅子に郭嘉を座らせ、自分はその膝に頭を置いてごろりと寝転んだ。
郭嘉はその間書簡の確認をするため竹簡を眺めている。
「郭嘉よ、こういう時は頭のひとつでも撫でるもんだと思わんか」
「私にそういう気の利いたことを求めるほうが間違っております」
きっぱりと言われて、曹操はあからさまに落胆した様子でため息をついた。
「気の利かん男は嫌われるぞ」
「こういうのが良いと仰る女性もいます」
かわいくない、と曹操は小さく呟いて目を閉じた。



少しだけ休憩、のつもりがもうかなりの時間になっているような気がした。
足の痺れも、感覚がなくなってもうすっかりわからなくなってきている。
「殿、そろそろ……」
起きて、と言おうとしたが、余りにも気持ちよさそうに寝ているので気が引けた。

長い睫毛が伏せられて、少しつり気味の細い眉が少し寄せられている。
間近で顔を見ることは少なくなかったが、寝ている姿をみることは数えるほどしかなく、こんなに近くで見るのは久しぶりだった。


「お疲れ様です」


子供のように眠る曹操の頭を撫でて、軽く額に口付けた。
曹操が少し身じろぎする。慌てて郭嘉は顔を上げて手を離した。しかし曹操は寝返りを打って顔を横に向けただけだった。
郭嘉はどきどきと鼓動がはやくなった胸を押さえた。そして小さく息をつくとまた曹操の頭をそっと撫でた。


横を向いている曹操が、満足そうに笑ったのに郭嘉は気づかなかった。



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阿鹿さんに捧ぐ曹操郭嘉。
ツンデレ風(笑
でもこれってツンデレ?

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