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軍師郭嘉×賈クに目覚めたので勢いで書いてみたもの。

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「不健康なことだ」
誰かの声とともに、扉が開かれた。
久しぶりの光に、目が眩んだ。

彼は、目を細めて眩しさから逃れようとする。
「閉めろ」
大事な書簡が痛むだろう、と付け足すと、これはすまない、と哂う様に言葉が紡がれて、扉が閉められた。
やっと、元通りの静寂。
「何をしているんだ?」
「調べ物だ」
「調べ物、ね」
男は傍らに落ちていた竹簡を取り上げ、ぽんぽんと肩を叩いた。
「根を詰めすぎるな、と言ったはずだが?」
「詰めてない」
素っ気無い態度に、男はため息を吐いた。
「ったく……」
男は手に持っていた竹簡を、山になっている一番上に置いた。がしゃり、と音がして軽く山が崩れる。
「お前は……」
睨まれた。すいませんね、と呟いて、男は崩れた竹簡の山を直した。
「無駄な時間を過ごしているぐらいなら次の戦の策でもたてたらどうだ?」
「あいにくと、俺には無駄な時間なんてないんでね」
男はしゃがみ込んで竹簡に没頭している彼の腕を掴んだ。
「そろそろ引っ張り出して来いって言われててね」
「五月蝿い。私に構うな」
手を払われた。緋色の衣の袖がふわりと翻る。
「頑固だな」
「何とでも」
睨み合いになった。こうなっては彼は梃子でも動かないだろう。

「やっぱり、郭嘉に頼んだのは間違いだったか」

くっくと笑う声が聞こえた。郭嘉はがしがしと頭を掻く。
「だったら俺に行かせないで下さいよ。俺だって暇じゃないんですから」
「お前が一番近くに居たから仕方ないだろう?」
眉を寄せる郭嘉の側を素通りし、派手な衣を翻し、入ってきた曹操は賈クの側にしゃがみ込むと、賈クの腕を引っ張る。
「殿!?」
「こんな所に篭りきりでは体も悪くする。一度吾と休憩せぬか」
「……殿が、そう仰られるなら」
手に竹簡は持ったままだったが、賈クは素直に曹操に従った。
郭嘉はその様子を棚に凭れたまま、見送る。

「お前は殿の言うことしか聞かないんだな」

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アレーこれは軍師郭嘉×賈クのはずだったのに!
途中から殿賈クになっちゃったよまあいいか!(お前

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